CSSのletter-spacingで中央寄せのズレと余白を完全解消!文字間隔を完璧に調整

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文字間隔の設定は、テキストの読みやすさやデザインの美しさに直結する重要な要素です。適切に調整された文字間隔は、読み手がテキストをスムーズに読み進めるのに役立ちます。また、文字間隔が均一であれば、テキスト全体の視覚的なバランスが取れ、デザインが美しく見えます。これにより、ブランドのイメージや専門性を強調し、読み手に良い印象を与えることができます。文字間隔の適切な設定は、単なるデザイン上の課題にとどまらず、読み手の快適性とブランドメッセージの伝達に深く関わる重要な要素と言えます。

letter-spacingとは

letter-spacingは、テキストの文字間隔を設定するためのCSSプロパティで、文字同士の間を狭めたり広げたりしてバランスを整えることができます。以下の例をご覧いただくと、その効果がよくわかります。

▼通常

あいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゆよわをん

▼文字間隔を狭く

あいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゆよわをん

▼文字間隔を広く

あいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゆよわをん

記述方法

letter-spacingは、文字間隔を調整するために使用されるCSSプロパティで、単位としてはpxやemなどが一般的に指定されます。文字間隔を広げたい場合には、正の値を指定します。逆に、文字を近づけたい場合には、負の値(マイナス)を設定します。このようにして、テキストの見た目や読みやすさを調整することができます。

▼css

.sample01 {
  letter-spacing: 0; /*通常*/
}
.sample02 {
  letter-spacing: -0.2em; /*文字間隔を狭く*/
}
.sample03 {
  letter-spacing: 0.2em; /*文字間隔を広く*/
}

中央揃えの時にズレてしまう現象

letter-spacingをテキストに設定して、text-alignプロパティで中央揃え(center)を指定した場合、文字間隔の広がりにより左寄りのズレができてしまい、文字が完全に中央に揃わない状況が生じます。

中央揃えで左寄りにズレる

このようなズレを修正し、きれいに中央揃えを実現するためには「text-indent」プロパティを活用します。text-indentは文字の字下げを調整するためのCSSプロパティであり、これを使用してletter-spacingで生じたズレを反対方向に補正することができます。

中央揃えでズレを解消した

▼html

<p class="sample">中央揃えでズレを解消した</p>

▼css

.sample {
  text-align: center; /*中央揃え*/
  letter-spacing: 0.5em; /*文字間隔を広く*/
  text-indent: 0.5em; /*文字下げ*/
  border:solid 1px #3b3b3b; /*枠線*/
}

まとめ

見出しやボタンなどのデザインにおいて、letter-spacingを微調整することで、全体の見栄えが格段に向上する場合があります。必須ではないものの、細部にわたってletter-spacingを調整することで、デザインの品質や視覚的な魅力を劇的に向上させることができます。是非、試してみてください。

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